Message

メッセージ

客様が大事だからこそ、社員はもっと大事
お客様に嫌われた会社には、未来がありません。それは商品・サービスも同様で、歴史が証明しています。だから顧客第一主義という経営学がもてはやされました。事実、お客様に嫌われた会社や商品・サービスに未来はありませんが、そのお客様が満足するような商品・サービスを作るのは社員にほかなりません。
社員が会社組織に対して愛情を持っていなければ、お客様が満足するような商品・サービスを作り出すことはできないでしょう。

自分が所属する組織や直属の上司に対して不平・不満や不信感を持っている社員が、組織や上司のために力を尽くして仕事をするかというと、それは難しいでしょう。逆に、組織や上司が自分のことを大切に思って支援してくれる、尽力してくれたら、それに応えようと一生懸命に働いてくれるはずです。社員が満たされているからこそ、お客様もいいサービスが受けられ、みんな幸せになれるのです。

私自身も、市役所での勤務経験が長くあり、多くの上司の下で働いてきましたから、このことは実感としてよく分かります。だからこそ、社員の満足度を高める必要があるのです。お客様が大事だからこそ、社員はもっと大事なのです。
社員を大切にし、社員の満足度を高めることは、会社規模の大小に関係なく、会社経営の原理原則、自然の摂理だと思います。

現在は、厳しい時代であることは事実ですが、人は、お金のために生きているのではありません。私たちは幸せになるために生きているのです。一般的に、人件費はコストと考えられますが、人件費は、目的である社員の幸福を実現するための生活費です。コストと考えるから、安いほうがいいと考えるわけです。しかし、社員の幸福を実現する目的と考えるなら、大事な「生活費」とするなら、そうした考えは出てこないでしょう。
企業経営の目的・使命は、お客様、社員、企業にかかわるすべての人々の幸せの追求と実現です。経営は人を幸せにする企業活動で、会社はそれを実現する場所です。誰かの犠牲の上に立つ会社経営には未来はありません。

私はユーフォリアファミリーの経営を通して、お客様が大事だからこそ、社員はもっと大事にする企業活動を行います。
青山 正彦
青山 正彦

ストリー

ユーフォリアファミリー開業までの道のり

市職員が校長に

1956(昭和31)年、川崎区東門前生まれの54歳。
高校時代はハンドボール、大学時代は少林寺拳法でならしたスポーツマン。
高校3年生のときには神奈川選抜国体メンバーに選ばれ、主将を務めた。また、大学時代は学生連盟委員長を務めるなど、周囲からの人望も厚かったという。

川崎市役所では財政局計算管理課を皮切りに総務局システム管理課、市民局青少年育成課などを経て、前職は市民・こども局人権・男女共同参画室雇担当課長。
プライベートでも人権問題に関心が深く、いじめ問題に取り組むNPO法人ジェントルハートプロジェクト理事・事務局長としても活動する。
川崎大師RCへの入会や、川崎独自の踊り「E-JUNC DANCE(イージャンダンス)」の考案、子どもたちの踊りを通して川崎に元気を与える「かわさき舞祭」の立ち上げなど「課外活動」にも積極的。

前例のないことに果敢に臨んできた。「できない理由じゃなくできる理由を探す。新しいことを1番にやるのが好き」 と笑う。

市職員が校長に

「公務員時代は友達が少なかったです」

走り続けた約40年だったが、「どんな優秀な人も定年を迎えれば終わった人。自分は始める人になりたい」と59歳で早期退職を決意。
もどかしさを感じていた福祉の現状に、民間から打開しようと会社を立ち上げた。「ゆりかごからお見送りまで」。
目指すのは「公共の福祉」を民間の力で作り上げることだ。
「行政だけでは手の届かない人たちがいる。地域で豊かに暮らし続けるための支えになりたい」。

「公務員時代は友達が少なかったです。」

見据えた先には

実行力の源は「やり切って後悔のない人生を送りたい」との想い。
4人兄弟の長男として生まれたが、20代のころ次男を交通事故で亡くし、立て続けに母親が病気で逝去。
13歳下の末の弟も16歳という若さで他界した。
「どん底」の時期を振り返り、「人は明日死ぬかもしれない。だからこそ、『欲張りに』生きていきたい」とまっすぐ前を見据える。

見据えた先には

会社概要はこちら