
こんアロ~♪アロハ保育園非公式キャラの「アロ」です。
今月もアロハの保育士が選んだ絵本を紹介するね!

第15回は、アロハパレール保育園のK先生です。
K先生は、肉といえば牛肉!が好きな楽しい先生だよ。
K先生、よろしくおねがいしま~す!

アロハパレール保育園のKです、よろしくお願いします。

K先生が選んでくれたのは、絵: 市原 淳 監修: 開 一夫「もい もい」だよ。
それでは紹介お願いしま~す。

この「もいもい」は、ストーリーは特に無いんだけど不思議な形のキャラクター?がいて、音が楽しい、読み方によって表現がいろいろ変わる・できるっていう面白い絵本です。

ひたすら「もいもい」なんだね~。

いろんな場面が出てくるね。
いま0歳児クラス担当していて、子どもたちは視覚で見る絵本が好きなので、これを紹介しようと思ったの。

もいもいが大きくなったり小さくなったり、増えたり減ったり…形が変わったりもするんだね。

物語じゃないので、前のページに戻ってみるのも楽しいのよ。
最後はこんな風に。(赤と青のもいもいがくっついている様子)

あ!合体してる~~
読み手が、言葉を自由な表現で読んでいくんだね。

大きい声で読んでみたり、小さい声で読んでみたり。
「もいもい(小声)」ってちっちゃい声で言うと、子どもも「もいもい(小声)」ってちっちゃい声で繰り返したりしてくれるのも楽しいのよ。

なるほど~~

鮮やかでカラフルなページが多いね。

そうね、ちいさい子ってまだ視覚的なところがあるので、鮮やかな方がいいっていう話もあるわね。
色使いも好きなところかな。

かわいらしいね~。
まぶしすぎない。鮮やかだけどまぶしくはない。

パステルな感じの色。

手書きのクレヨンのようなパステル画のような描き味がかわいいね。
本の角も丸くなってて、赤ちゃんに優しい感じがするね。
「赤ちゃんのための絵本」って描いてある…赤ちゃんってだいたい何歳くらいまでなのかな?

赤ちゃんっていう言葉のイメージだと1歳くらいまでかな?
うちに2歳の子どもがいるんだけど、最初は反応するというよりただ見てるだけだったの。
でも喋れるようになってからは自分で物語を作って読んでる感じで、2歳の子でも意外と楽しめるよ。

物語を創造するの?

「これ(おおきいの)がママ、これ(ちいさいの)がじぶん」、それが楽しく遊んでるっていうような感じで想像して、自分でも声に出して読んでるの。
最後のページは、うちの子はここでは「ギュー」って言いながら、わたしにギュッってしてくるの。
この子にとっては抱っこに見えるんだ、て思ってちょっと感動しちゃった。

か、かわいい~

もいもいたちが出かけて色んなものに会って、最後は抱きしめて終わるっていうちょっとした簡単なストーリー。
想像できるようになると、そういう楽しみ方もできるっていう本なのよ。

ここ(緑色のページ)は野原に寝そべっているみたいに見えるなぁ。

人によっていろいろな想像ができるわよね。

お子さんはどのページが好きなの?

もいもいがいっぱい出てきているところ!
一緒になって「もいもいも~い」って暴れたり踊ったりするよ。

そうなんだ、暴れちゃうんだ~笑
全身で受け止めてくれて嬉しいね!
お子さんもちっちゃい時から読んでるお気に入りの本なんだね。

「よんで」「いっしょにみよ」ってよく言ってくるよ。「もいもいみよう」って。
街中でこういう形を見かけたりすると、「あ、もいもいだ」とか言ってたりね。

この本はどこで見付けたの?

うちのパパが本が好きで、絵本を一気に100冊ぐらい買ってきたときがあって、その中の一冊。
わたしも保育園で働いてるからこの本は知っていたんだけど、自分でチョイスしようとは思って無かった。でも今では数ある絵本の中で気に入ってる本なの。

じゃあパパがグッジョブだったね!
パパも読み聞かせしたりする?

パパも読むよ。
最近子どもが「いっしょにみよ」って言うから、そんなこと言われたらね、読みたくなるよね。

パパだとまた違う読み聞かせだったりするのかな。

わたしたちは抑揚を付けたりとかやりがちなんだけど、パパは保育士じゃないので淡々とその文字通り読んでるかも。

そうなんだね。絵本が好きで集めるのってなかなか素敵だね。

自分が読書が好きだから、子どもにも本を読ませたいなって思ったんだろうね。

K先生、ありがとうございました♪

絵本情報
もい もい
絵: 市原 淳 監修: 開 一夫
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
出版年:2017年


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